今回は、よく議論になる国試対策の予備校はどこがいいのか問題についてです。
ぶっちゃけ言ってしまいますが、Q-Assist、medu4、MEC、正直どの予備校でもいいです。
この3つだったら大きなハズレはないでしょう。
よくある比較記事じゃないので、そういうのをお求めの方はお戻りください。
今回は、
・何を指標に予備校の選べばいいのか
・やってほしくないこと
・予備校を併用する際の注意点
の3本でお送りいたします。
予備校を選ぶ指標
講師やテキストなど、人によって好みが分かれますので自分好みの予備校を見つけましょう。
今だと、Q-Assist、medu4、MECの3つでほとんどのシェアを占めていますので、この3つから選べば間違いはないでしょう。
一昔前だと、TECOMを使ってる人もいたようですが、今では聞いたことないですね…笑
MECも最近廃れてきて、Q-Assistとmedu4の2強になってきていますが…笑
予備校を選ぶ指標としては
- 講師
- テキスト
- 値段
この3つが主に挙げられると思いますが、絶対に講師とテキストを重視しましょう。
値段なんて講師とテキストが合ってなくて勉強の効率が落ちるくらいだったら、皆さんの将来の年収を考えれば屁でもありません。ここはケチるところではない。
各予備校お試しの動画がありますし、先輩にお願いして見せてもらってもいいかもしれません。
ざっと、各予備校の印象を書いておくと、
Q-Assist:
・講師は清澤先生(メジャー産婦小児)と盛永先生(マイナー)がほとんどを占める。
・清澤先生のわかりやすさは秀逸の一言。テキストもまとまっていて見やすい。関西弁が嫌な人以外、合わない人はあんまりいないのでは。
・盛永先生は賛否あり。臨床に即した話をしてくれる。テキストは清澤先生に比べると見にくい。
・テキストは少ないページ数にまとまっているが、余白はあまりない。講義を聞きながらマーカーや下線を引いていく形式。書き込みしなければいけない量は一番少ない。(書き込み済みテキストもある)
・値段は比較的安い印象
medu4
・講師は穂積先生のみ。
・テキストは穴埋め形式。
・最新の国試に受かるために必要な知識のみを徹底的に分析しているようで、細かい知識は省き、量は一番少ない印象。
MEC
・講師はかなり多い。マイナーは分野ごとに違った気がする。
・テキストはほぼノート。なので余白は一番多い。板書した内容を自分で書き込んでいく古風なスタイル。一番書き込み量は多い。
自分はQ-Assistだったので、Q-Assiの情報だけ多いのはごめんなさい。笑
予備校を乗り移るのは注意!
一番やってほしくないのは、
Q-Assist途中までやってたけど、medu4のほうが効率がいいと聞いて乗り移る
といったパターンですね。
どれも中途半端になってしまうリスクが大です。
これ、大学受験のときの問題集と同じなんですよ。
いたでしょ?同じようなレベルの問題集持ってて全部中途半端で結局どれも終わってないみたいなやつ。
ある程度進めることができたのなら、めっちゃ講師が合わないなんて事はないと思いますから、安易に乗り換えてまた最初からというのは避けたほうがいいです。時間もったいないですから。
併用するのはあり
予備校を途中で変えるのは良くないと言いましたが、分野によって複数の予備校を併用して使い分けるのはありだと思います。
「メジャー産婦小児はQ-Assist、マイナーはmedu4」と言った具合に。
このパターンは結構周りにもいましたね。講師が合わないならこういった使い方はありだと思います。
(Q-Assistのmrng先生が合わない人がよくやっていました。笑)
ただ注意点として、予備校によって疾患の分野の振り分けが違うことがあるので抜けが出ないようにだけ注意してください。
例えば、麻疹風疹などの小児に多い感染症は、Q-Assistだと感染症で扱っていますが、medu4では小児科で扱っています。
そこはテキストの目次などを確認して抜けがないように注意しましょう。
まとめ
以上、国試対策の予備校の選び方でした。
正直どの予備校選んでも国試は受かります。
重要なのは、”いかに一つの教材を徹底的にやり込んで頭に入れるか”です。
一つの予備校を選んだらあとはそれを信じて使い込みましょう。
できる限り知識は一つの教材にまとめておくのをおすすめします。
忘れていたとしても
「あ、これはテキストのあの辺に書いてたな、、、多分こんな内容だったような、、、」
こうなれば勝ちです。
がんばってください。
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